最新の海況を、豊富な写真とともにチェック!

屋外型可搬式囲炉裏の製作と実際【2018年11月11日】

数週間前、実家の母と電話で話をしました。
その時母は、弟夫婦と3人で行ったという、温泉旅行のことを楽しそうに報告してくれました。
泊まった宿はひなびた雰囲気で、各部屋に囲炉裏があり、その囲炉裏で料理を食べさせてくれるそうです。それがすごく美味しかった、という話でした。
私はふん、ふん温泉ね。いいじゃない。と、聞いていたのですが。
ん?囲炉裏??
と、ちょっと気になったので、電話を切ったあと、ググってみました。
すると。
母達が泊まったという宿の写真の中に、こんなのがありました。
それから。
さらには、こんなのも。
おおー。囲炉裏。いろりです。
なんてステキな言葉の響き。
そして一度も囲炉裏のある家に住んだことないのに、思い浮かべただけで、なぜかノスタルジックな気分に浸れます。
実は私、前から囲炉裏が欲しいな、と、思っていました。
いつからそうだったのかは、自分でも定かではありません。
でも、テレビの時代劇を見ている時も・・・。
囲炉裏とはちょっと違うけど、この長火鉢とかが気になって、気になって。
家を建てる時も、真剣に検討したのですが。
いかんせん、最近の家屋は気密性が高く、下手に火を焚くと一酸化炭素中毒やら、火災の危険もあるので、断念しました。
ですが、囲炉裏への憧憬はその後も私の胸の中でくすぶり続けていたようです。
そして、今回、母との会話をきっかけに、めらめらと再燃し始めました。
かといって、家の中に囲炉裏を作る訳にはいかないし。
家を建てた当時と、囲炉裏を作りにくい状況は変わっていません・・・。
その時、脳裏に天啓が閃きました。
そっか。家の中がダメなら、外に作ってしまえばいいんだ!
幸い、わが家には庭に充分なスペースがあります。
また、周りは田んぼで、隣家に迷惑をかけることもありません。
そうと決まれば、話は早い。
さっそく段取りに取りかかりました。
今ある、耐火レンガのB.B.Q.グリルです。
よし、ここに囲炉裏を置こう!
でも、このままだと、ちょっと手狭です。

なので、まずはグリルの拡張から手をつけました。
今まで、全て耐火レンガを使って積み上げてきたのですが、考えてみればもったいない。中は別に耐火レンガじゃなくてもいいわけです。
なので、建築用の安いブロックを買ってきて、中に入れることにしました。
おお。これで作業スペースが1.5倍になりました。
肝心の囲炉裏ですが、この耐火レンガを使って耐熱性能を持たせることにしました。
家に余っていたレッドシダーのツーバイシックス材を使って・・・。
こんな風に、まずは箱を作って。
中に耐火レンガを入れて。
囲炉裏と言えば、灰が必要です。
調べると、広葉樹の灰がいいようです。が、そんな大量の灰、燃やして作るにしても手間と時間と材料がかかりすぎます。
でも、今はいい時代ですね。検索すれば、なんでもネットで手に入ります。
じゃーん。
鹿児島県枕崎で鰹節の生産に使われたという木灰をお取り寄せしました。
これを、入れていきます。
ただ、ここでひとつあとから「しまった!」と思うことが。
囲炉裏の箱の底に入れる耐火レンガ。重くなるかな、とけちってしまったのですが、もうあと1個、入れておけばよかった・・・。
でも、灰を入れてしまいました。
何故、レンガをもう1個入れればよかったかというと。
はい、ここでちょっと話は飛びますが、囲炉裏に不可欠な道具と言えば。
そう、五徳、灰ならし、火箸ですね。(⌒^⌒)b
これもアマゾンで簡単に手に入りました。
これらの道具をセットします。
おおー、どうでしょう!いい感じじゃないですか??
ちなみに木のふたのついた鉄鍋も囲炉裏用に購入です。

うん。我ながらよく出来ました。
にやにやが止まらない。(*´▽`)
それにしても、私のD.I.Y.熱は一向に下がる気配がありません。

まさに「DO IT 病い」です。
さっき、レンガをもう1個灰の中に、という話の続きです。
五徳が、うまく乗らないのです、まん中に。
あと、もう1個レンガを入れておけば、囲炉裏のまん中に五徳を置くことが出来たのに。後悔、先に立たずです。
でも、五徳をちょいと端に寄せればいいだけなので、大勢に影響はありません。
なにはともあれ、囲炉裏、完成しました。
ちなみにこのブログの題にもあるように、この囲炉裏、持ち運べます。
ツーバイ材でできた箱、耐火レンガ15個。そして木灰。
全部合わせると、かなりの重さになります。
でも、この囲炉裏を場所を変えて使いたいので、持ち運べるように、取っ手をつけてみました。
例えば、ウッドデッキに置いてみると。
おおー、めちゃくちゃよくないですか!?
ここなら、長火鉢っぽい使い方もできる!
ああ、銭形平次の気分にも浸れる、ってもんです。
ほんとは、どちらかというと鬼平の気分を味わってみたいんですが、鬼平は由緒正しきお旗本。長火鉢なんて使いません。せいぜい、手を炙る火鉢程度だったと思います。
閑話休題。
囲炉裏、できました。このブログ上だとあっという間のようですが、少しずつ作っていたので3週間くらいかかりました。
ま、そんな事はどうでもいいですね。

さて、せっかくなので、この囲炉裏で鍋を作ってみました。
今回は急遽思い立ったので、鶏だんごと白菜だけのシンプルなヤツです。
炭もうまく火を熾せました。
できました!
さっそく、いただきます。
ああ、最初は飲むつもりなんか無かったのに・・・。
昼間っから、すいません。

長ネギをたっぷりと刻み込んだ鶏だんご。さいこー!
ふたりで400g分の団子がぺろっとなくなりました。
そして、〆は稲庭うどんで。もちもちしています。
あああ、楽しかった。おいしかった。
言うこと無しです。囲炉裏、さいこー!!
大満足です。(⌒^⌒)b
さ、後かたづけ。
灰が濡れないように、ふたを作っておきました。

これで雨が降っても大丈夫なはずです。
もし台風級の荒れ方をしそうな時は、なんたって可搬式です。
倉庫の中に避難させることだってできます。(⌒^⌒)b
囲炉裏の火を囲んで、鍋をつつきたいな、と、思ったあなた!
大歓迎です!ぜひ、声をかけて下さい!!

後日談・・・。
雨が降りましたが、囲炉裏のふたにはたっぷりと撥水性の塗料を塗っておいたので、ご覧の通りです。中の灰は、もちろん無事でした。


アイダイブのご予約はこちらから!

【アイダイブからのお知らせ】

今週金曜日16日から24日までモルディブクルーズの為、松崎を留守にします!雲見のガイドは、それ以降でお願いいたします!!

「日本のウミウシ」図鑑の著者、中野理枝さんが雲見に来ます!

12月8日9日の日程で潜って、ウミウシを探して、写真を撮って。
8日夕方には、中野さんによるセミナーを、9日には顕微鏡を使ったワークショップも予定しております。

ウミウシ好きは見逃せません!
是非あなたも中野さんと一緒に潜りませんか??

ダイビングフィーはいつもと変わりません。
8日夕方のセミナー参加費が3,000円、9日のワークショップ参加費が1,000円です。貴重な経験になること、まちがい無しです!

■ 来年も久米島行きます!
1年ほど前に発見されたマンタステーション。
そのポテンシャルは今年1年かけて証明されつつあります!
マンタが舞い、クジラが歌い、ハンマーが跋扈する。
そんな久米島の海へ、ご一緒しませんか??
日程:2019年2月22日(金)〜2月25日(月)

詳細はアイダイブまでご連絡を!

「麺屋井むら」さんが食材を用意してくれるBBQ出来ます!詳しくはこちらから!

関連記事一覧

お問い合わせ

お問い合せは:info@idive.jp
iDive:金子 裕昭
〒410-3618 静岡県賀茂郡松崎町道部145-1
TEL:0558-43-2050
FAX:0558-43-2311
Mobile:090(2923)5301

最近の記事

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
PAGE TOP