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あらゆる穴を潜り倒す雲見【2013年10月28日】

ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 全27穴くぐり
2ダイブ目:牛着岩 アウトサイド
3ダイブ目:三競
天気 晴れ
風向 ほとんどなし
流れ ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 20℃
水温 22℃
透明度:12m〜15m
透視度:8m〜12m

今日はリピーターのベテランゲストとマンツーマンダイビング。
リクエストは「出来るだけたくさん穴通りたいです。生き物はどスルーで」です。
それにしても「どスルー」とはただ見ないんじゃなく、一顧だにしないってことですよね。分かりました。じゃ、久しぶりに全穴くぐりに挑戦しちゃいますか。幸い、条件は揃っています。

2ダイブ牛着岩ver.9.0
はい、上記マップ内の番号順に穴をくぐっていきました。順番は下記のような感じです。
1.水深26mのアーチその1
2.水深26mのアーチその2
3.横穴
4.たて穴前の穴
5.たて穴とたて穴前の穴をつなぐ穴
6.たて穴(南のトンネル)
7.たて穴のあかり取り窓
8.小空間入口のアーチ
9.L字の細い穴
10.H型のトンネル(西側)
11.クランク出口の穴
12.小牛の洞窟
13.小牛の洞窟前の穴
14.クエ穴
15.水深24mのアーチ
16.たて穴(北のトンネル)
17.Hの穴上
18.H型のトンネル(東側)
19.Hの穴手前の横穴
20.Hの穴とHの穴手前の横穴をつなぐ穴
21.秘密の抜け穴
22.Hの穴手前のアーチ
23.クレバス
24.水路下の洞窟
25.特別室
26.三角穴
27.水路下の洞窟のあかり取り窓

今までは26番目の三角穴でフィニッシュでしたが、今日はさらに27番目の穴として、水路下の洞窟・小牛側の壁の上に開いている小さな穴(通称:あかり取り窓)を初めて通ってみました。狭いのでかなり無理やりでしたが、何とか通ることができました。10リッタータンク使用の1回のダイビングで通った穴の数、記録更新です!

なんなんでしょうね〜、この達成感、やりきった感、充実感。1本目を潜り終わった朝9時半の時点で、もうひと仕事もふた仕事も終えた気分でした。

さて2本目は「今まで一度も行ったことないアウトサイドへ行ってみたい」というゲストの要望に応えて、中層をがしがし泳いできました。
牛着岩の最も沖に位置するモロコ根をはじめ、アウトサイドに並ぶトンガリ平根飛び根の3つの大岩、それからグンカンを通り越して、もっとも西に位置するコブ根まで。1本目は地を這うダイビングでしたが、2本目は中層を泳いで泳いで、気がつけばエキジット直前までまったく着底をしないダイビングでした。

いや〜、今日はいつもと違うダイビングですね〜。異例ずくめです。
3本目は三競へ。ここでも普段とはひと味もふた味も違ったダイビング、してきましたよ〜。

まず1の穴周辺の探索で大きな収穫がありました。2週間ほど前に到来した台風26号のせいで、今まで通れなかった「裏・1の穴」が通れるようになりました。「本家・1の穴」「新・1の穴」と合わせて「1の穴」が3つもある状態です。当然、今日の今までの流れから、全ての1の穴を通らなきゃ収まりませんよね。

さて、この1の穴について少し説明します。三競には番号の振られた穴が1番から5番まであります。それは、私が20数年前、駆け出しのガイドとして三競を先輩ガイドさんから教わった頃より変わっていません。なのでこの時からある1の穴に敬意を表して「本家・1の穴」という名前を奉りたいと思います。

しかしこの「本家・1の穴」は私の知る限り過去に2度ほど、台風で穴の中にごろた(転石)がぎっしりと詰まってしまい、通れなくなったことがあります。
最初の時は、代わりに「裏・1の穴」を使っていました。本家の代用品ですね。ちなみに「裏」とは、いつも三競を潜りはじめる時に目印にしている三角の岩の裏側にあるのでこう呼んでいます。

その数年後、別の台風による「本家」の開通と「裏」のクローズ、そしてまた数年ののちに「本家」のクローズと「新」の開通という経緯を経て、今年全ての穴が開通したことになります。私の知る限りでも、これは初めてのことです。

原因は今回の台風が大量の転石を沖に持ち去ったことにあると思います。大きな岩の下にあった転石がなくなったお陰で、岩の下にすき間が出来ました。つまりそこが新しい穴として通れるようになった、ということですね。この1の穴周辺は1mから1.5mほど深くなったように感じます。それは今まであった転石がなくなったせいなんですね。(⌒^⌒)b

現在の様子を模式図で表してみました。

三競「裏」「旧」「新」1の穴マップ

オレンジで示した穴が最近通れるようになった新しい穴です。特に「『本家』と『新』を結ぶトンネル」は今日の大発見でした。

何日か前のことです。台風26号のあと、初めて三競に潜った時はいつものように青い線のようなコースを通りました。その時は「裏・1の穴」自体が開通していることを「『裏』と『本家』を結ぶアーチ」をのぞくことによって知りました。でも「『本家』と『新』を結ぶトンネル」には気がつきませんでした。

この「『本家』と『新』を結ぶトンネル」、長さが5、6m程もあり、トンネルと呼ぶにふさわしい規模があります。ただ入口が狭い為分かりにくくなっています。今日はピンクの線のようなコースを辿ったお陰で気がつきました。また『本家』から入った時はどこに繋がっているのか分かりませんでした。穴を出て、そこが『新』の中だと気がついた時の私のテンションの高さ、お察し頂けるでしょうか。

下の写真は今までは通ることのなかった「裏・1の穴」に続く水路。ただこの先の新しい穴の写真は、探索に夢中で撮りませんでした。m(_ _)m

IMG_0066三競・裏の水路

これは光がまぶしい1.5の穴。

IMG_0068三競・1.5の穴

2の穴にはキンメモドキがぎっしり。

IMG_0069三競2の穴

刻々と群れの形を変えていくので面白いですね。

IMG_0071三競2の穴

こちらは3の穴の風景。

IMG_0079三競3の穴

4の穴・宮殿の様子。

IMG_0081三競・宮殿

今日は1の穴が複雑に繋がっていることだけでも大発見でしたが、4の穴でも面白いことをしてみました。それはこの「宮殿」の奥にあるプライベートビーチというか周りを岩に囲まれた閉鎖空間に浮上して上陸する、というミッションです。この場所があることは前から知っていました。幾度か別のゲストとそこに続く穴に浮上したこともあります。が、今日は潮の満ち干の加減がちょうど良かったお陰で浮上だけでなく、楽に上陸もできました。

その上陸があまりに面白かったので、写真はありません。あしからず。f ^ ^ *)
この上陸はべた凪でゲストとマンツーマンダイビングの時に限ります。なのでリクエストをする時はご注意くださいね。

これは4の穴・出口の様子。

IMG_0084三競4の穴出口

いやー、雲見のダイビングはいつだって面白いですが、今日は特別面白かったですね。普段は出来ないようなことをたくさんやりました。お付き合い頂いたHideさん、ありがとうございました!(*^^*)

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