昨日の夜から、小雨が降りました。
朝には上がって、波止場に到着した頃には上がりました。
海は静かな状態で流れも無く、潜りやすかったです!
1ダイブ目:牛着岩(うしつきいわ)24ブイ → 島前
2ダイブ目:黒崎(くろさき)
3ダイブ目:牛着岩(うしつきいわ)大牛の洞窟 → ブルーコーナー
4ダイブ目:牛着岩(うしつきいわ)小牛の裏角 → 島前
天気 曇り
風向 北東よりほぼ無風
流れ ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 20℃
水温 22.0℃
透視度 → :5m〜8m
透明度 ↓ :6m〜10m
本日のお客様は9名様。
皆さん、リピーターさんで、過去にアイダイブでお互いに顔を合わせたことがあるメンバーでした。
ちなみに9人中男性はひとりだけ。相変わらずアイダイブの女子率、高いです。
このメンツを2チームに分けて、私が交互にガイドしてきましたよ。
先発は昨日も潜った女性4人グループ。
まずは擬態の上手なアヤトリカクレエビから。
うーん、少し透明度はよくなっているような。
ダイビングって、宝探しに似ていますよね。
水中にある美しい生き物や景色を、宝物を探すように気持ちで見つけていきます。
たとえば、このスケロクウミタケハゼ。
水中では気がつきませんでしたが、産みつけたタマゴのそばにいます。
しかもハートの形に!
宝物をひとつ、見つけることができました。(⌒^⌒)b
今、雲見で一番数が多いウミウシは、このコトヒメウミウシではないでしょうか?
お、きれいな色をしています。
ニシキウミウシの幼体ですね。
普通種ですが、色がきれいなのでゲストにお見せしようとしたら、目を離した隙に見失ってしまいました。
慌てて探し直すと、代わりにナンヨウウミウシのペアを見つけました。
こっちのほうがよほどお宝度が高いので、結果オーライです。
しかも写真を拡大してみると、まさに交接しているじゃないですか!
お宝シーン、ゲットです。
このあと、季節来遊魚としてはレア度マックスのカスリフサカサゴへ。
でも、昨日はいたのに、今日はいなくなってしまいました。(T^T)
後発隊の1本目は、まず黒崎へ。
お目当てはもちろん、フリソデエビです。
お、かわいいサイズが2個体いますね。
ん?あれ?
大きいのと小さいのと、サイズ違いが2個体じゃなかったっけ?
ま、いっか。とりあえず2個体ゲットしたし・・・。
あ、こんな所に大きいのもいた!
と、いうわけで、雲見のフリソデエビは3個体に増量されていました。
こうしてお宝が増えていくのも、嬉しいですね。
これ、最近お気に入りのアカシマシラヒゲエビ・クリーニングシーン!
イソギンチャクエビ!
ゲストが見つけたアカホシカクレエビ!
黒崎のお宝は、エビ系でした。
先発の2本目は、大牛の洞窟へ。
まずは、まだ名のないアオウミウシ属の仲間。
コガネミノウミウシ。
キャラメルウミウシ。
さらにキカモヨウウミウシ。
次々に海の宝石たちが見つかります。
ゲスト曰く「ロックな」ウミウシ。
よく見ると体に一本縦線が入っているので、セスジミノウミウシと思われます。
大牛の洞窟を出て、移動を初めてすぐ。
これはイバラウミウシですね〜。お宝です!
後発隊の2本目は、小牛の裏角から。
地味な、お宝です。「(^^; )
やっぱりウミウシは色がきれいでいいですね〜。
これはセトイロウミウシです。
お?おおっ!
久し振りにベニカエルアンコウを見つけました。
今年はどうしたわけかカエルアンコウの仲間が少なく、長いこと見つけられずにいましたが。
白いカイメンの上に、白い体地色。
どこが自分を隠せる場所か、よく知っています。
今日一番のお宝は、これかな?
キンメモドキ!
最後に、ゴミっぽいものを見つけたのですが、ひょっとしたらウミウシかもと思ってダメ元で写真を撮ってみました。
すると、なんと!トンプソンコトリガイ、それもペアで!!
なかなか見つからないレア物なのに、おととい金曜日に続いてまた発見です!
これだから、雲見のウミウシ探しはやめられない。(⌒^⌒)b
4本目は明らかに朝よりも透明度が上がっていました。
この調子でキレイになってくれるといいのですが。
いや〜今日はいつもよりたくさんお宝が見つかった気がします。
海底迷宮を探険しながらのお宝探し。あなたもワクワクしに来ませんか??
【アイダイブからのお知らせ】
■ 「日本のウミウシ」図鑑の著者、中野理枝さんが雲見に来ます!
12月8日9日の日程で潜って、ウミウシを探して、写真を撮って。
8日夕方には、中野さんによるセミナーを、9日には顕微鏡を使ったワークショップも予定しております。
ウミウシ好きは見逃せません!
是非あなたも中野さんと一緒に潜りませんか??
ダイビングフィーはいつもと変わりません。
8日夕方のセミナー参加費が3,000円、9日のワークショップ参加費が1,000円です。貴重な経験になること、まちがい無しです!
■ 来年も久米島行きます!
1年ほど前に発見されたマンタステーション。
そのポテンシャルは今年1年かけて証明されつつあります!
マンタが舞い、クジラが歌い、ハンマーが跋扈する。
そんな久米島の海へ、ご一緒しませんか??
日程:2019年2月22日(金)〜2月25日(月)
詳細はアイダイブまでご連絡を!