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カヤンゲル島2日目!そしてコロールへ帰還【2018年6月21日】

カヤンゲル島で迎えた朝。スッキリと目が覚めました。
この日は朝食前に早朝ダイブの予定。
6時に起床して6時半頃、さっそくダイビングへ出発。
島から船で5分ちょっとの場所にある「カヤンゲルG-1」というポイントへ。
曇り空だと写真が冴えない。
晴れてくれないかなぁ。
カヤンゲル環礁には全部で4つ島があります。一番大きなカヤンゲル島にだけ人が住んでいます。
でも人口はたったの百数十人。かわいらしくて愛しい島です。
ノーザンリーフやカヤンゲル島周辺でのダイビングは、ドリフトが主ですね。
この日も抜群の透明度の中、ひゅーっと流されてきました!

この日もシルバーチップシャークに会う事が出来ました!早朝ダイブを終えて、島に戻ってくると。
少し、日が差し始めました。
やっぱり、太陽が出るといい感じです。
緑のトンネルの小径。
人なつっこい、猫。
名も知らぬ路傍の花。
朝ご飯前に、ビーチで散策。
目の前に広がる視界の中に、船も人も、誰もいません。
この空も海も、全部自分の物です。この一瞬だけは。
宿に戻ると、おいしそうな朝食が待っていました。
島を走るトラックのナンバープレート。
改めて出航後、まずはバードアイランドに上陸です。
バードアイランドとはカヤンゲル環礁に4つある島の3番目。
ゲレベラス島のことです。
白砂のビーチとエメラルドグリーンの海。
これで、晴れてさえいたら・・・。
でも海況によっては上陸できない事もあるそうなので、贅沢は言えません。
無人島です。ここにも誰もいません。
長い砂州が続いています。
あるのは、私の足跡だけ。
じゃぶじゃぶと浅い水を歩いて船から上陸しました。
バードアイランドの名の通り、鳥たちが羽を休めています。
でも、近づくと逃げちゃいます。
バードアイランドをあとにした私たちは、カヤンゲル環礁から南下してノーザンリーフへ。
リーフの北西の端にあるテールトップリーフというポイントでダイビングです。
カヤンゲル島で作られたお弁当。
素朴で力強い、多分よそでは味わえないパワーがありました。
カヤンゲル島オーバーナイトダイブトリップ、最後の1本はリーフの内側へ。
ドリフトが主だったダイビングスタイルからがらりと趣向を変えて、のんびりと生き物ウオッチング。
最大水深は12mほど。
流れの無い穏やかな隠れ根の周りで、そこに息づく生物たちの世界を垣間見てきました。
実はマクロが得意な秋野さん。
スイッチが入ったかのように次から次へと生き物を指してくれます。
予定していた時間を大幅に過ぎても上がる気配がないので、「あのーそろそろ時間が」と水中でゼスチュアしたほど。
DECOもエアも余裕だったので、まだまだ潜っていたかったのですが、いかんせんトイレが。
いくら水温が30℃でも、60分潜っていると、もよおします。f ^ ^ *)
べた凪の水面を、船はコロールへ向けてひた走ります。
お店に帰り着いて、器材を洗って干して。
ほっとひと息ついたところで、こんなケーキを頂きました。

これ、実はカヤンゲル島の大家さんの奥様手作りだそう。
材料も道具もままならないと思いますが、出来映えは素晴らしかった。

ほどよい甘さで、あとを引く感じ。
1/8切れづついただいたのですが、もう一切れ、食べたかったです。
でも、夜のレストランも予約済みだったので、一切れで我慢しました。
この日は「ジャイブレストラン」へ。

レストランが無料送迎してくれるというので、ホテル前で待っていたのですが、なかなか来ない。
20分も過ぎてからやっと来てくれました。まあパラオ時間ってことでしょうか。
魅力的なメニューが並んでいます!
ちなみに「$35/1b」の1bとは、1パウンドってこと。
店内はこんな感じ。
はい、パラオ産ロブスター、どん!
このロブスターは2b(2パウンド)で70$でした。
これはかりかりの薄く焼いた生地の上に魚のマリネ、だったかな?
お肉も、どーん!
こうして、初のアイダイブ的パラオ・カヤンゲルのダイビングは無事に終了しました。

秋野さんが出発前に「カヤンゲル島へのトリップは、不便な感じを楽しんでください」と言っていました。
そりゃあ、パラオの中でも最果ての島に行くのですから、覚悟の上です。

でもいざ行ってみると、デイドリームのスタッフのおもてなしが素晴らしくて、ちっとも不便ではありませんでした。

もちろんWi-Fiは飛んでないし、コンビニもありません。
でももしそんなのがカヤンゲルにあったら、興ざめです。

まだ人の手がほとんど入っていない海に、自分達だけが潜っている。
水面にも水中にも、他のダイバーはまったく見当たらない。
そんな贅沢を味わうトリップだったな、とつくづく思いました。
秋野さんをはじめとするデイドリームスタッフの皆さま、ありがとうございました!


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