アイダイブに来たことのある方なら、当店の玄関入って正面にあるサッシの外に、ちょっと広いコンクリートの土間があることをご存じのことと思います。
私はここにずっとウッドデッキを作りたい、と思っていました。
最初に思いついたのはまだ家が出来る前。設計図の段階からですから、かれこれ10年前にもなります。
でもなにぶん素人なものですから、実行に移すまでに至らず。そもそもどうやって作るのか見当もつきません。
ずっと自分の脳内でああでもない、こうでもない、と妄想をしているだけでした。
それが急に現実味を帯びたのは今月初め。当店のリピーターゲストで建築関係のお仕事をされているH氏が来た時からです。Hさんと色々話しているうちにぼんやりとした妄想に色がつき始め、細部が固まっていき、なんだか素人の自分にも出来る気がしてきました。
そしてついに、パソコンで図面を書き始めました。と言っても専用のキャドソフトなどあるわけもなく、使い慣れたイラストレーターで、です。
この図面を書いているうちに、頭の中でどんどんとウッドデッキがリアルになっていきました。
妄想10年、構想10日。そしてついに、材料を購入。
2日ほどかけて図面通りに切り出し、耐候性塗料の塗装も終わりました。
いよいよ昨日、満を持して組立を開始。
まずは基礎石(きそいし)と呼ばれる材料に束柱(つかばしら)を取り付け。さらにサッシ側の根太(ねだ)を設置します。
この最初の根太がこのあとに組み立てる全ての材料の基準となるので、慎重に。
写真は2本目の根太まで設置が終わったところ。
写真で見ると簡単そうですが、実は地面のコンクリートには雨水を逃がす為に勾配がついています。つまり地面がななめなんですね。ななめの床に平らなデッキを作る。実はこれが一番悩んだところでした。
だってほら、自分まっすぐな性格じゃないですか・・・。だれですか、今笑ったの。
でも束柱は垂直じゃなくても、これに取り付ける根太が水平ならいいという目からウロコのヒントを見つけました。
下の写真、基礎石に設置した束柱より根太と呼ばれる横に長い材料が上にあることが分かるでしょうか。
いや、別に分からなくてもいいんですけどね。f ^ ^ *)
とにかくこうしてずっと悩んでいた「ななめの地面」問題は解決できました。
水平やら直角やら、建築物にはつきものなんですが、実際に自分で作るとなるとこれが難しいんです。
苦労しながら全体の水平や直角を出し、ついにまずは周囲の最も基本となる根太が完成。
縦に長いほうは根太を束柱を挟んで2本にする工法を採用しました。
値段の高い角材は使わずにツーバイフォー材で済ませ、その分根太を2本ずつ入れることによって強度を担保しています。
と、そこへ井村さんが遊びに来ました。私が以前お店に食事しに行ったときに「今度ウッドデッキ作るんだ!」と言ったところ「ぜひ見たい」とのことだったので「今日作るよ!」と連絡を入れました。そしたら忙しいお店の合間に本当に見に来てくれました。
ちなみに材料を担いでいるのは、あくまでもポーズです。井村さんにデッキ作りのお手伝いなんて恐れ多くてさせられません。
根太が完成し、根がらみと呼ばれる補強の為の材料も取り付け終わりました。
いよいよ床板を張り始めます。私が着ているつなぎはアイダイクの正装。もう10年選手で年季入っています。
しかし、5枚ほど張ったところで5時のチャイムが鳴り、今日のアイダイクはここまでとなりました。
2日目の今日は昨日からの続きです。午前中には床板を張り終えることが出来ました。
昨日今日と少し風がありましたが、いいお天気で作業がはかどりました。アイダイク日和です。
これは床板の端を切りそろえる準備中。
微妙に長さの違う床板で端がでこぼこしているのを、一気に丸のこで切って一直線にします。
私の後ろ側、切り落とした床板の端が白いのが分かるでしょうか。
上から見ると、結構広いですね。床板の端も真っ直ぐになりました。(⌒^⌒)b
切り落とした小口を塗装しています。手に持っている段ボールは塗料が床に垂れないように。
ほぼ、完成です。ここで飲むビールは美味しいでしょうね!
もちろんゲストの方たちに楽しんでいただきたいです。
今日の所はこれまで。自分でも思った以上に素敵な感じに仕上がりました。
デッキはもうこれで出来たのですが・・・。さらにこのデッキにパーゴラを付けようと今、画策中。
え、パーゴラとは何ぞや、ですか?
さあ、どんなやつかは、出来上がってからのお楽しみです!(⌒^⌒)b
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