ポイント名 久米島
1ダイブ目:ウーマガイ
2ダイブ目:トンバラ
天気 晴れ
風向 北より
流れ トンバラで東から西
波・うねり 比較的穏やか
気温 20℃
水温 20℃〜21℃
透明度:30m〜
透視度:25m〜
いよいよ久米島でのダイビングも最終日です。1本目はもちろん、クジラ狙いでトンバラへ!の筈だったのですが、今日から同じボートに乗る他のゲストが若干不安があるとのことで、まずは今回で初めて島の北側ポイント、ウーマガイに行くことになりました。
ところが、これがいいほうに転びます。普段はクジラを追ってトンバラ周辺にいる他店のホエールウォッチングボートが、北側のエリアにいるじゃありませんか!
ってことは・・・? ひょっとしてこの海域にクジラがいるっていうこと??
私たちの乗ったダイビングボートもしばしの期待をこめて、周辺の海域に目を凝らします。
すると。
な、な、なーんと!
本当にクジラのしっぽと、潮を吹く瞬間を見ることが出来ちゃったんです!
よかった〜。昨日、おとといとトンバラではクジラの声を聞きながらのニアミスでその姿を見ることが出来ていなかったので、嬉しかったです。
嬉しいついでに、クジラの水中画像をサービスしちゃいます。もちろんこれ、今回撮ったものではありません。5日ほど前にイーフスポーツクラブの餅井さんが撮った画像をいただいてきました。上のしっぽ画像もいただきものです。
上の画像、親子でしょうか。2匹いますね!
もう1枚。餅井さん、ありがとうございました!
気を取り直して、ウーマガイでのダイビングです。
ここではまず水深40mにピグミーシーホースを見に行きました。深いのでゆっくり写真は撮れませんでしたけどね。
それからこれはホシベニサンゴガニだそうです。
どんどんと水深を上げていく途中、これはオトヒメウミウシ。最初、伊豆によくいるマダライロウミウシかと思いました。f ^ ^ *)
ドロップオフの地形は浅場でゆっくり遊べるので、最大水深が少々深くても平均水深は大したことありません。もちろんDECOが出るようなダイビングはしません。
その浅場でみつけたレア物ウミウシはトウモンウミコチョウです。
他にもカスリフサカサゴや。
ハナゴンベなど見て楽しみました。
一旦、泊港に戻ってしばしの休息。
そして最後のダイビングはもちろん、トンバラへ!
今回の久米島で4回目となるトンバラは、初めてかなり強い潮がかかっていました。ガイドはずっと私の20年来の友人、久米さんが担当してくれていたのですが、どうやらこの潮で彼の中のスイッチがオンになったようです。今までにない勢いでぐいぐいと泳ぎ出しました。
あとで聞くと、ハンマーヘッドシャークが出そうな潮だったので、出る確率の高い場所を目指したとのこと。
途中、バラクーダの群れに遭遇!
しかし、ハンマーは現れず。今回も夢を中層に見ることが出来ました。
さて、早いものでもうダイビングの日程はすべて終了してしまいました。明日の帰りのフライトまで24時間あける為に、午後のダイビングはお休みです。そこでこの時間を利用して、はての浜に行くことにしました。
久米島の東側にある東洋一の砂浜だけで出来た島、それがはての浜です。
ここへは船でないと行けません。グラスボートに揺られて20分、途中海底を観賞しながら到着です。
これ、ビールの広告に使えそうです。
絵になりますね。遠くにぽつんとトンバラが見えているのが分かるでしょうか。
2時間ほどはての浜で遊んで帰ってきたあと、我々はさらに島内観光へとでかけました。
まず目指したのはトンバラが一望できるトリノクチ展望台。
ここは島のほぼ最南端に位置していて、眼下には昨日潜ったアーラハーフウェイやその周辺のダイビングサイトが見渡せます。
次に向かったのは、登武那覇城の跡にある公園。「とんなはじょう」といいます。
遠くにさっきまでいたトリノクチ展望台や、さらに遠くのトンバラが見えています。
これは畳石。まるで亀の甲羅のような岩が並んでいます。これ、もちろん自然が作り上げた風景で、世界的にも珍しいといわれているそうです。
いや〜、盛りだくさんの1日ですね。ゲスト達はホテルに戻ってひとっ風呂。いつも久米島で利用しているホテルはイーフビーチホテル。
その敷地の中に、お世話になるイーフスポーツクラブがあるので、便利です。
またお店の2階はホテルの施設で海洋深層水を利用した大浴場になっています。ダイビングが終わったあとに温かいお風呂に直行、なんて事も出来ちゃいますね。湯船からは海が一望できます。
さあ、久米島での晩ご飯も今日が最後。どんな美味しいものを食べましょうか??
まずはオリオンビールで乾杯。そしてクルマエビのお刺身。さすが生産量日本一。
これは骨付き肉の塩焼き。絶品でした。また食べたい・・・。( ̄ー, ̄*)
珍しいところではイカ墨やきそば。結構食べやすいお味です。
最後の夜もゆっくりと更けていきました。