穏やかな海況が続いています。
1ダイブ目:牛着岩(うしつきいわ)島前 → ブルーコーナー
2ダイブ目:黒崎(くろさき)
天気 晴れのち曇り
風向 北東
流れ ほとんどなし
波・うねり なし
気温 23℃
水温 23.6℃
透視度 → :12m〜14m
透明度 ↓ :17m〜18m
今日のゲストはお二人。
助っ人ガイド・加奈子も今週は登場したので、それぞれマンツーマンで潜ってきました。
私が担当したお客様のリクエストは「普通の雲見を楽しみたい」
普通の定義にも色々とあるとは思いますが、今回は私が考える一般的な雲見の楽しみ方をご紹介することにしました。
つまり「地形も群れも小さな生き物も、1回のダイビングでみんな楽しめる欲張りで中身の濃いダイビング」です。
さあ、どうだったでしょうか??
まずは島前でエントリー。
最初にご紹介したのは、カスリフサカサゴ。
伊豆半島では滅多にお目にかかれないレア物です。
魚にめちゃくちゃ詳しいナッソーのガイド・柳田さんさえ伊豆では見たことが無い、とおっしゃっていました。おー。(゜゜;)
このあと、のんびりと地形を楽しみつつ、Hの穴へ。
いかにも雲見らしい風景ですよね。(⌒^⌒)b
トンネルの外も、群れ群れ〜。
今日もいてくれました、リクリクイバラウミウシ。
そしてシロタスキウミウシ。
よく見ると、白いカイメンを食べているようですね。(⌒^⌒)b
お、クエ!
穴の中ではなく、何にもない中層にいました。
たまには地味なこの人も紹介してあげましょう。
三角の背ビレ、その背ビレに1本入る黒い線、その後ろに見える黒斑、尾柄部には三角の斑紋。
これらの特徴からセホシサンカクハゼとわかりました。
24アーチに差し掛かったところで、リンリンと鈴の音。
後ろをふり向くと、ゲストがクエを指さしていました!
そして、私の目の前を通って消えていきました。
擬態がすごい!
アヤトリカクレエビです。
最後はブルーコーナーで安全停止。
2本目は黒崎へ。
眼柄が薄紫で毛むくじゃらのこの人は、イシダタミヤドカリですね。
洞窟のアカシマシラヒゲエビも健在でした。
おや、シャコの仲間です。
逃げ足が速くて、じっくり見られることは少ないのでラッキーでした。
図鑑を調べましたが、イマイチ特定できず。
まあ、全ての生き物が図鑑に載っているわけではありませんからね。
トンネルには、キンメモドキの大群。(⌒^⌒)b
本日のお客様、ログブックに「マンツーマンぜいたく!!」と、コメントをくれました。お疲れさまでした!(*^^*)
大満足のダイビングのあとは、まご茶漬けで満腹に。
さらに。
午後は男性ゲストと私の二人で火遊びを。
いえ、危ないことではありません。
「チャコスタ」という道具を使って効率よく炭火を熾す実験です。
今日はB.B.Q.はしませんが、次回の為に、火おこしの練習。
合い言葉は「煙突効果」です!
2回の失敗のあと、3回目に見事着火することが出来ました!
火のつきにくい整形炭が、万遍なく赤くなっています。
これ、普通に火をつけても絶対にならない状態。
二人して、大興奮です。
「煙突効果、すげー!」
これでまた、さらにB.B.Q.が楽しくなりますね。
もし、まだ「井むらプレゼンツB.B.Q.」未体験の方は、ぜひお申し込みくださいね!!
いや〜、今日も楽しく遊びました。
お疲れさまでした!!(⌒^⌒)b
【アイダイブからのお知らせ】
■ 「日本のウミウシ」図鑑の著者、中野理枝さんが雲見に来ます!
12月8日9日の日程で潜って、ウミウシを探して、写真を撮って。
8日夕方には、中野さんによるセミナーを、9日には顕微鏡を使ったワークショップも予定しております。
ウミウシ好きは見逃せません!
是非あなたも中野さんと一緒に潜りませんか??
ダイビングフィーはいつもと変わりません。
8日夕方のセミナー参加費が3,000円、9日のワークショップ参加費が1,000円です。貴重な経験になること、まちがい無しです!
■ 来年も久米島行きます!
1年ほど前に発見されたマンタステーション。
そのポテンシャルは今年1年かけて証明されつつあります!
マンタが舞い、クジラが歌い、ハンマーが跋扈する。
そんな久米島の海へ、ご一緒しませんか??
日程:2019年2月22日(金)〜2月25日(月)
詳細はアイダイブまでご連絡を!