ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 島前 → ブルーコーナー
2ダイブ目:牛着岩 大牛の洞窟 → 湾内
3ダイブ目:三競
天気 雨時々曇り
風向 南西の風
流れ ゆるい下り潮
波・うねり 弱いうねり有り
気温 28℃
水温 23℃〜26℃
透明度:12m〜15m
透視度:8m〜10m
今日は当店のご利用3回目のゲストとマンツーマンダイブでした。
普段、あまり小さな生き物に興味が無いそうなのですが新しく買ったカメラがマクロに強いTG-4ということで、今日は少しだけかわいい生き物撮影にもチャレンジです。
最初は最近の定番・ミチヨミノウミウシから。触角の付け根にある小さな黒い目が見えています。
お次はハナタツ。
そしてサキシマミノウミウシ。う〜む新しいカメラの調子、いいみたいですね。(⌒^⌒)b
これはスベスベマンジュウガニ。変な名前ですが正式な和名です。
おや、イシダタミヤドカリ。よく見るとかなり小さな同種の個体を抱きかかえるようにしています。
ゲストとしばらく見ていましたが、いじめているわけではなさそう。むしろ仲むつまじい感じを受けました。求愛中?
これはダイバーの天敵、長〜い毒針を持つウニの一種ガンガゼです。
まん中にある目玉のような物は、実は肛門なんだそうです。
ネットを検索したところ、この肛門の先端がオレンジ色だとガンガゼ、黒っぽいと「アオスジガンガゼ」というよく似た別の種類ということですが・・・。そう言われてみると黒っぽいかも。
小牛の洞窟の内部には、イセエビがぎっしり。いくら禁漁期間中だからってちょっと調子に乗りすぎです。
ブルーコーナーでの安全停止、そのお供はこの人。
イサキの群れ。少し水温が下がったので気のせいか群れがまとまってきたような?
1本目はこれ以外にもヒメセミエビ、ムスメウシノシタ、オニカサゴ、イタチウオ、キヌヅツミガイの仲間などを被写体にして遊びました。
波止場に戻ったあと、ゲストが「こんなにゆっくり生き物の写真を撮ったのはじめてかも。楽しいですね」と。そうですね、美しい生物の写真がうまく撮れると、わくわくしますよね。(⌒^⌒)b
2本目は島裏からエントリーして大牛の洞窟へ。
最初はイチモンジハゼです。カメラを向けると岩にくっついたカキ殻の中に隠れてしまいました。それでもがんばって写真を撮るとタマゴがカキ殻の内側に産みつけられているのが分かりました。これ、肉眼では見えませんでしたね。すごい。(⌒^⌒)b
大牛の洞窟に群れる小魚たち。キンメモドキですね。
洞窟の奥でいつものクリアクリーナーシュリンプを撮っていると・・・。
体長3cmくらいの小さなハゼがいました。普段見かけません。たぶんセスジサンカクハゼと思われます。
図鑑を見ると「四国〜琉球列島に分布」とあるので、これも季節来遊魚の一種でしょうか。
これはエダサンゴのすき間にいる小さな小さなヒメサンゴガニの仲間。
2本目はこれ以外にもイソギンチャクエビや3匹からまるようにいたサキシマミノウミウシ、オルトマンワラエビなどを被写体に遊びました。
3本目は三競(さんきょう)へ。今日はちょっと西風が強くて風波があったのですが、今が旬の「レーザービーム」にチャレンジです。
まずは1の穴。
おや。小さなトゲチョウチョウウオの幼魚ですね。これも季節来遊魚です。
普通より白っぽくてきれいなサンゴイソギンチャク、やはり色の白いは七難隠すと申しまして。
いやいやそうじゃなくて白化現象の一種かと思われます。共生していた褐虫藻が「こんな暑いとこ住んでられっかよ!」と出ていった結果かと。
本来なら普通種でスルー系のサラサウミウシも、今は貴重な被写体です。
2番の穴。
そしていよいよ3番の穴。薄い雲が広がっていて快晴ってわけじゃないし、結構水面は波がジャブジャブあるし・・・。
久しぶりのレーザービーム。見られるかどうか、不安要素満載だったのですが・・・。
来た!
来た来た!!
いつ見ても、何度見てもステキです。
ゲストは私のログブックに「マクロの楽しさわかって、とてもよかったです!」とコメントして下さいました。
ミキさん、ありがとうございます!お陰でいい写真をたくさん使わせていただきました。
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