ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 島裏 → ブルーコーナー
2ダイブ目:湾内
天気 雨のち曇り
風向 南西の風
流れ ほとんどなし
波・うねり 波長の長いうねりがどんどん強く
気温 23℃
水温 22.5℃
透明度:8m〜20m
透視度:8m〜12m
台風8号、やばいですね。今年初っぱなにしては強烈です。「7月に上陸する台風としては過去最強」と気象庁の方が記者会見で言っていました。雲見も今週はしばらく潜れなくなりそうなので、最後のチャンスの今日、チェックダイブしてきました。
波止場に着くと、既に大きなうねりが入り始めていました。でも朝イチはうねり、無かったんだそうです。まさに今、うねりが入り始めたよ、と現地サービスのスタッフが教えてくれました。こんなに早く来るとは思わなかった、とも。ですよね〜。Ψ(´д`)Ψ
水路は、船の上から見ているだけでも水面が大きく盛り上がってやばそうな感じだったので、近づくのはやめました。1本目は裏から入って裏で上がるコース。最初はウミガメ探ししたんですけど、出逢えず。でも他のガイドさん達は見たそうなので、相変わらず牛着岩の周辺をうろうろしていてくれたみたいです。私はあちこちにいるキンメモドキの群れを追いかけてきました。
これはH型のトンネルの上にいた群れ。次の写真は寄って撮りました。
これはたて穴の前にいた群れです。
最近、ヤドカリ図鑑が出たこともあって、ヤドカリに興味があります。そこで今日は主にヤドカリを被写体に撮ってきました。
最初はイトヒキヤドカリ。貝の上にもうひとつ小さな貝が乗っていて、小粋な感じです。
これはケブカヒメヨコバサミという名前。
おっと、ヤドカリではありませんが定番のアカシマシラヒゲエビがいたので、チェックして。
またヤドカリ探しに戻りましょう。これはイダテンヒメホンヤドカリの若齢タイプ。若い個体は色が薄いそうです。名前の通り、危険を察知するとすたこらさっさと逃げ出しました。カメラを構えると逃げる、の繰り返しで、結局シャープな写真は撮れませんでした。ご容赦を。
こちらはよく見かけるベニホンヤドカリ。
これはクロシマホンヤドカリ。だんだんうねりが強くなってきて、自分の体を固定するのもひと苦労。それに砂地は細かい粒子が舞い上がってしまうし、さらに被写体のヤドカリ自体、うねりで吹っ飛んでいなくなってしまいます。なので撮れたのはこれ一枚だけ。f ^ ^ *)
ウミガメは見れませんでしたが、トビエイはゲット。
2本目は湾内でのんびりと。透明度はうねりのせいで砂が舞ってしまってイマイチでした。しかし、牛着岩の裏側、アウトサイド方面へ行ったガイドさんに聞くと、透明度20mはあってすごくきれいだったそう。いい潮は入ってきているんですね。水温も22℃から23℃とウエットスーツでも寒さを感じないところまで上がってきました。
こんなにうねっていたら、いなくなっちゃっただろうなぁ、と思いながら一応チェックしてみると・・・。
いました!皮弁ふさふさのカエルアンコウくん、うねりに合わせて踏ん張っていました。
かわいいのでもう一枚。お腹が膨らんでいるので、エサをゲットしたんでしょうね。
これはオイランヤドカリの暗色型。色が2種類あるそうで、赤いタイプとこの黒っぽい色のタイプと。図鑑から見つけ出すのにひと苦労でした。
これはアオヒゲヒラホンヤドカリ。第1触角が青と黄色のツートンカラーになっていて、見分けるのに役立ちます。
普段、湾内の砂地なんてほとんど潜らないので新鮮な感じがしました。出逢える生物も普段見かけないものがちらほら。
たとえばメイタガレイとか。
地味ですね〜。普段はスルー系だな。でも今日はスポットライトを当ててあげましょう。アサヒアナハゼです。
こうしてヤドカリに注目してみると、いろいろと見つかるものですね。今までは地味だしわかりにくいのでスルーしてきましたが、少し着目してみようかな。実は今日、他にも何種類か見かけたのですがうまく写真が撮れなかったり、いくら調べても名前が分からなかったり。いったい雲見全体では何種類くらいのヤドカリがいるんでしょうね〜。結構たくさんいそうです。
最後は浮上用ブイにいたイシダイの幼魚です。人なつっこいというか、カメラを向けると寄ってくるのでむしろ邪魔でした。f ^ ^ *)
今週末にはなんとか台風の影響が無くなって欲しいですね。
しばらくは潜りにも行けないし、大工仕事も出来ないし。大人しくしてまーす。f ^ ^ *)
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