ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 島前 → 小牛一周
2ダイブ目:三競 → 牛着岩・グンカン
天気 雨時々曇り
風向 北東風
流れ 下り潮とろとろ
波・うねり ほとんどなし
気温 22℃
水温 24℃〜25℃
透明度:10m〜12m
透視度:8m〜10m
今日は男性のリピーターゲストとマンツーマンダイブ。
あいにく小雨模様ですが、海は穏やかでした。
実は今日、私は新しいコンデジを初めて使う日でした。オリンパス社のTG-4です。その事をゲストに言うと
「じゃあ1本目は金子さん、カメラを試してもいいよ」
とのお言葉。ご自身はカメラをお持ちではありません。ではお言葉に甘えて、生き物を紹介がてら写真を撮らせていただくことに。
まずは潜降しながら、水面直下に群れるキビナゴです。
そしてフリソデエビです。昨日2匹目が見つかりましたが、どうやら一緒にいるとケンカしてしまいます。
なので少し離れたところにおいてありました。
上の画像とは別個体。少し小さいほうです。
カメラの使用感は上々です。外付けのマクロレンズとか一切無しで、体長が2cmのエビをこれだけきれいに撮れるのはすごいです。
そしてイソギンチャクエビ。これも2匹いるほうの小さいやつ。
モジャモジャ岩にいるベニカエルアンコウ。体にまぶされたカレー粉のような模様まではっきり見えます。
小指の先大のコケギンポだって、楽に撮れてしまいました。
ひらひらと泳ぎ回り、じっとしてくれないテンスの幼魚もシャープですね。
でもこのあとカミソリウオを撮ったのですが、失敗写真ばかり。もちろん、私の腕が悪いせいですが。
ミアミラウミウシです。オリンパスのマクロモードは勝手にズーム機能が働いてしまうので、むしろある程度大きな被写体、たとえばカエルアンコウやニシキウミウシなど大きめのウミウシを撮るのはコツがいりますね。まだまだ研究の余地有りです。
ミナミハコフグの幼魚。ノートリミングです。すごい、のひと言。この辺はマクロに強いこのカメラの独壇場かも。
ガラスハゼもシャープに撮れました。そっとカメラを近づけてシャッターを押しているだけなのですが。
2cm位の大きさのアヤメケボリ。このカメラ、このくらいの大きさの被写体は得意のようです。
ワイド写真はこんな感じ。見た目よりずっと青く撮れてしまいます。
この辺は今までのオリンパス社のカメラと変わりありませんね。私はこのわざとらしい青が嫌いでオリンパス製のカメラを避けていました。
今まで愛用していた富士フィルム社のカメラのほうがずっと見た目に近く自然な色合いで撮れると思います。
でも、でもね〜。このマクロ性能の強さを知ってしまったら、あとには戻れないかも。(*´Д`)=з
小牛の洞窟にて。ヒメセミエビです。
ウツボの体の上を移動する小さくて透明なエビ。額角がよく見えませんがたぶんクリアクリーナーシュリンプです。
正直、こんなにはっきりと撮れているとは思いませんでした。
これはコウイカの仲間。
この青さ、多少割り引いて見て下さいね。f ^ ^ *)
黄色いハナタツ、カメラ目線をくれないのはカメラのせいではないので仕方ありません。
H型のトンネルです。このカメラから搭載された新しい機能・水中HDRモードで撮ってみました。
TG-4はこのHDRモードを加え、水中でのモードが5つ(水中スナップ、水中ワイド1、水中ワイド2、水中マクロ、水中HDR)。さらに顕微鏡モードも合わせると6つもあって水中での切替が大変です。
でもひとつ前のTG-3と違い、モードダイアルに水中モードが独立して割り当てられたので、アクセスはしやすいですね。また顕微鏡モードはやはりこのカメラから搭載されたカスタムモードに登録しておくと、水中用にホワイトバランスなどを変えた設定を一発で呼び出せます。しかも水中モードのすぐ隣がカスタムモードなので、モードダイアルをひとひねりするだけで切り替えられ便利。あまり水中でカメラの操作に時間を取られずに済みます。
これはブルーコーナーのニシキベラ。
いやーお陰様で新しいカメラの実力をたっぷりと試すことが出来ました。ありがとうございます!
じゃ、2本目はお好きなところへお連れしますよ〜。
「そうだなぁ、じゃあ三競(さんきょう)からエントリーして少し穴をくぐって、それから中層を泳いでグンカンまで行きたいな」
・・・え!Σ( ̄ロ ̄lll)
三競でエントリーしてグンカンでエキジット!?
ふたつのポイントをまたぐのみならず、牛着岩の反対の端まで泳ぐんですか!?!
あ、いや、はい。了解です。( ̄へ ̄*)ゞ
まずは三競でエントリーする為に船に乗ると。
ちょうど今上がってきたばかりのガイドさんが「見て、見て!」とカメラの画面を差し出してきました。
なになに・・・? な、なんと、そこに写っていたのはクマドリカエルアンコウ!!
先日別のガイドさんと「フリソデエビ、カミソリウオと来たら次はシロクマかなぁ」なんて雑談をしていたのですが、ほんとに出たんですね!
ブレスのマイケルさん、ありがとうございます!
よーし、じゃあ見に行くぞ〜。その為にはまず三競の穴をくぐって。1番の穴3つと2番の穴を回りました。
このあと牛着岩目指してひたすら中層を泳ぎます。泳ぎます、泳ぎますっ!
ふーようやく見慣れた地形が見えてきた時は正直言ってほっとしました。(*^Д^)=з
これは水深24mのアーチのテングダイ。
そして、そして。
来ました!白いクマドリカエルアンコウ、略してシロクマ君。今年も君に会えて嬉しいよ!(⌒^⌒)b
地形はもちろん、一日のうちにフリソデエビ(しかも2個体!)、カミソリウオ、クマドリカエルアンコウを見ることが出来るなんて。
雲見でのマクロ生物、今、最強の状態かもしれません。タイミングもシルバーウィーク前でよかったし。(⌒^⌒)b
さて、首尾よくシロクマをゲットしたあとは、また中層を泳いで泳いでグンカンへ。
いや〜1回のダイビングでここまで泳いだのは、初めてかも。いい経験をさせていただきました。(*^^*)
終わってみたら新しいカメラに長距離ドライブ、そしてシロクマ君の登場とたった2本しか潜っていないとは思えない、内容の濃い一日となりました。
今日は快くカメラのテストに協力していただいてありがとうございました!m(_ _)m
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