ポイント名　雲見
１ダイブ目：牛着岩　島前 → ブルーコーナー
２ダイブ目：牛着岩　湾内
３ダイブ目：牛着岩　グンカン → 湾内
４ダイブ目：牛着岩　島前 → ブルーコーナー
天気　曇りのち雨
風向　ほぼ無風
流れ　ほとんどなし
波・うねり　なし
気温　23℃
水温　16℃〜17℃
透明度：4m〜7m
透視度：3m〜6m
連休のちょうどまん中へんまで来ましたね。
波止場はGW中でいちばんの人出となり、ダイバーがあふれていました。
そして今日もチームをふたつに分けてガイドしてきました。
先発隊１本目は、他のダイバーがエントリーして混雑する前に牛着岩のメインストリートとも言うべき水路付近を潜ってきました。
ただ透明度がよくないので、潜る分には充分楽しいんですけど地形の写真はいいのがありません。仕方ないですね。そんな時もあります。
なので、生き物中心に紹介していきますね。雲見では普通に見かけるヘビギンポです。小さくて目立たない魚ですが、こんな風に写真になるとディテールの美しさにはっとさせられます。
クレバスを落ちてすぐの所にはシロタエイロウミウシ。
これはＨの穴の前にいるワライボヤマツカサウミウシ（仮称）。タマゴがたくさん見えます。
Ｈ型のトンネルの出口付近にはホシアカリミノウミウシ。
これはミツイラメリウミウシです。この名前、たぶんミツイで切れるんですよね？ミツイは三井で人か場所の名前かなと想像できますが、ラメリってどういう意味でしょうね？
こちらはオトメウミウシ。
肉眼では見えない体の白い点々模様が分かります。アカエラミノウミウシですね。いっ箇所に固まってたくさんいました。
コモンウミウシです。この名前は「小紋」から来ているそうです。
体長2.5cmのかわいいイロカエルアンコウ。エスカ（疑似餌）をふりふりしていました。
アカネコモンウミウシ。右奥にもう１匹います。どうやらこの黒いカイメンを食べているようです。ということは、まだしばらくこの場所にいてくれそうですね。
アカホシカクレエビです。肉眼では見えないエビの黒い小さな目玉が分かります。
ハナオトメウミウシです。黒抜きでかっこよく撮れています。
湾内にふわふわと漂っていたハナガサクラゲ。
美しいですが、さわっちゃいけない感じがします。実際、刺胞毒は強力で刺されると激痛が走るそうです。
最後は久しぶりに見つけたカイカムリ。頭にカイメンの一種・ジュズエダカリナをかぶったカニの仲間です。
ちょっと分かりにくいですよね。この角度から見るとどうでしょう？
自分で頭にかぶるカイメンをハサミで切って用意したりします。一見してジュズエダカリナにしか見えないので見事な擬態と言えますね。
今日の写真提供はウツミさん、アツシくん、ユキサちゃんです。ありがとうございました。

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