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いつもとちょっと趣向を変えて潜る雲見【2013年11月16日】

ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 グンカン
2ダイブ目:牛着岩 湾内
3ダイブ目:牛着岩 島前 → ブルーコーナー
4ダイブ目:三競
天気 晴れ
風向 東より

流れ 1本目上り潮少々
波・うねり ほとんどなし
気温 16℃
水温 19℃〜20℃
透明度:18m〜20m
透視度:14m〜15m

今日はベテランのゲストが集まりました。ただ初めてドライスーツに挑戦するご夫婦がいたので、最初だけ別メニューにして潜りました。まずは初ドライじゃないゲスト達と1ダイブ。いつもと趣向を変えて、グンカン岩でだけ潜りました。普段は色々な風景や雲見ならではの地形巡りを楽しみながらコースを回ることがほとんどです。アイダイブ的に稀有な作戦でした。

3ダイブ牛着岩ver.9.0

エントリーすると、グンカン岩をおおうように魚が群れていました。明るくて透明度のいい水中で、気持ちのいい風景でしたね。

DSCF8157グンカンの魚影

まずはグンカン岩周辺の深い部分から。といっても20mそこそですが。砂紋がきれいです。

DSCF8098砂紋

周りの砂地ではダイナンウミヘビが顔を出していたり。

DSCF8116ダイナンウミヘビ

ベニサンゴガニがそっと片目だけのぞかせていたり。

DSCF8139ベニサンゴガニ

これはマツカサウオの幼魚です。500円玉くらいの大きさでした。
DSCF5125マツカサウオ

サンゴイソギンチャクの上にはイソギンチャクエビ
DSCF5136イソギンチャクエビ

この他、コマチコシオリエビアカホシカクレエビオトヒメエビノコギリハギオキゴンベ若魚にキンチャクダイの幼魚、季節来遊魚ハタタテダイなど見ることが出来ました。

ガイド2本目は初・ドライスーツのおふたり。これまた趣向を変えて湾内でのんびりと遊びました。
これはオグロクロユリハゼの群れ。ぱっと見ハナハゼに似てますけど、しっぽに黒い点があるので区別できますね。

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これはイロカエルアンコウ。不細工です。f ^ ^ *)

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とても大きなウミウサギガイ。いつかこの貝殻を自分のコレクションに加えたい、というよこしまな思いを抑えきれません。f ^ ^ *)

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見上げればキビナゴの群れ。きらきら光ってきれいです。

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その中を悠々と泳ぐマダイがいくつか。中でも特大の1匹です。

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ガイドの3本目はみんな揃っていつものコースへ。この時だけは趣向を変えませんでした。
仲良く一列縦隊で泳ぐカゴカキダイ

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水路下の洞窟では久しぶりにみつけた極小のコトヒメウミウシ。体長はたぶん6〜7mmといったところです。

DSCF8182コトヒメ

クランクの魚影は今日も見事でした。

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何度見ても、この密度の濃さには圧倒されてしまいます。

DSCF8200クランクの魚影

ブルーコーナーで、カメラが狙っているものは・・・?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

久しぶりにみつけたスジタテガミカエルウオです。でも素速く穴の中に隠れてしまい、シャープな写真は撮れませんでした。でもこの魚がまだここにいるということが分かったので、次もチャレンジしたいですね。
ここブルーコーナーは本当に生き物が豊富なところ。下ばかり見て油断していると、すぐ後ろをカンパチの群れが通り過ぎたり。

DSCF8228カンパチ

この他にもブルーコーナーでは、たとえば季節来遊魚ハクセンスズメダイ幼魚や。
DSCF5144ハクセンスズメダイ まっ黒な顔に情熱の赤い目ん玉。彼をチビクロギンポと呼びましょう。これらの魚を見ることが出来ました!
DSCF5149チビクロギンポ

さて、本日のガイド4本目は三競へ。明るいですね〜。
DSCF8238三競・明るい水中今日のメンバーは雲見のリピーターさん、三競にも何度も潜ったことがある方たちです。まずは今年9月と10月の台風で様変わりした1の穴周辺をじっくりと楽しんでもらいました。

三競「裏」「旧」「新」1の穴マップ

はい、複雑です。ここだけで方向感覚を失ってしまうこと、請け合いです。(⌒^⌒)b
これは1.5の穴。光のカーテンですね〜。あ、この穴に入る前にアオリイカの編隊も見ました。

DSCF5233三競1.5

このあと、いつものように2の穴には入らず、もっと岸に近く浅い壁のほうへ行ってみました。私自身、三競を何百回とガイドしていますが、初めてのことです。その結果、浅いけれど案外大きな、行き止まりの穴があることを発見しました。これは「裏2の穴」とでもしておきましょうか。

さらにいつもの2の穴に入ったあと、出口から外に出るのではなく、天井にあいた穴から出てみました。狭い穴を垂直に上へ抜けると、そこは水深4〜5mの岩の上。これも初めての経験、新鮮ですね〜。

段々、普段しないことをするのが快感になってきました。そこで次に取った行動は、3の穴をいつもと逆に入って出る、ということです。これ、行ったことある人じゃないと分からないでしょうね〜。文章で説明しても伝わらないでしょうし。まあ、人数が少なく、海況が穏やかな時で、しかも普通に三競を潜ったことある人限定、ということでリクエストをお受けいたします。興味のある方は声をかけてくださいね。

4の穴の出口にはキンメモドキの群れ!密度が濃いので、すぐ後ろにいるダイバーが見えなくなってしまいます。

DSCF5236三競4の穴

いや〜、今日も楽しかったですね〜。本日お付き合いいただいたゲストの皆様、ありがとうございました。
写真提供はHisashiさんとYumikoさん、Tsuneさんです。ありがとうございました!

【アイダイブからのお知らせ】

■ 11月22日から12月1日まではアイダイブ的モルディブクルーズの為、雲見でのガイドはお休みいたします。また12月9日から12日も私用の為お休みいただきます。m(_ _)m

■ アイダイブのオリジナルTシャツプロジェクト始動! お好きな色とサイズで注文できます!第3期募集は12月まで!

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■ もっと詳しい情報はアイダイブのホームページへ!

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