ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 24ブイ → 大牛の洞窟
2ダイブ目:牛着岩 小牛の洞窟 → グンカン
天気 晴れ
風向 東より
流れ ゆるい下り潮のち上り潮
波・うねり なし
気温 17℃
水温 20℃〜21℃
透明度:17m〜18m
透視度:13m〜14m
今日のお客様は超・ベテラン、リピーターのおふたりでした。何しろおふたりの経験本数を合わせると2,000本に迫ろうかという。もちろん雲見でもたくさん潜っていただいています。最近のアイドル達フリソデエビやクマドリカエルアンコウなども既に何度かご覧になっています。では、あえて普段あまり行かないところへ、特に事前の生き物情報もなく行ってみるのも一興、と考えました。
1本目、まずは水深24mのアーチ前でエントリー。ゆるい下り潮に乗りながら潜降していきます。すると潮あたりのいい場所なのでイサキが乱舞し、さらにトンネルの手前にはキンメモドキの群れも。
ここからあえて水深24mのアーチは通らず沖側に抜けて生き物を探していくと・・・。
レア物のウミウシをゲット!和名のないヒュプセロドーリス・クラカトアです。
また先日見つけたとっておきのネタ、抱卵中のアカスジカクレエビと。
宿主に溶け込んで見事な擬態のウミカラマツエビをお見せしました。
甲殻類ネタが続きます。これはイボイソバナガニ。
水深20m前後と、雲見・牛着岩にしては深い場所を西へ。水深26mのアーチを通って、アウトサイドの端に位置する一連の巨岩を縫うように泳ぎます。
トンガリ、平根と来た所でいくつかウミウシをみつけました。まずはイガグリウミウシ。
キカモヨウウミウシ。
それから写真はありませんがたぶんベッコウヒカリウミウシと思われる個体も。
これはセンテンイロウミウシです。
このあと大牛の洞窟で、ザラカイメンカクレエビとクシノハカクレエビ(下の写真)を見て、1本目は終了です。
2本目は小牛の洞窟で、最近発見されたばかりのベニカエルアンコウを探しました。
場所が事前情報と変わっていたのでちょっと苦労しましたが、ゲストが見つけてくれました。
これはミチヨミノウミウシです。
透明度はいい状態が続いています。見上げれば、こんな魚影が。
これはユカタイシモチという季節来遊魚。シャイですぐに岩の隙間に隠れてしまい、思うように写真を撮らせてくれません。
この人はあまりにもかわいいので外せません。黄色いイロカエルアンコウです。体長は2cmほど。
このあと、次の場所へ移動しながらふと見上げると・・・。
なんと、イトヒキアジの幼魚です。成魚になると見られなくなる背ビレ、臀ビレからの糸のような軟条が伸びていて、これが名前の由来となっています。
中層を指さしながらゲストに合図し追いかけていくと、どんどん数が増えていきます。最終的に7、8匹はいたと思います。
思わぬ出物で久しぶりにアドレナリン放出系ダッシュでした。(*^^*)
このあと、グンカンにまで足を伸ばしました。
ここにも最近発見されたイロカエルアンコウがいると聞いて、確認です。
最後は久しぶりに白いカイカムリに挨拶して、終了です。
普段通らないコース、そして見ない生き物をたっぷりと楽しんだ2ダイブでした。
本日の写真提供はエミさんです。ありがとうございました。
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