ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 島前 → ブルーコーナー
2ダイブ目:牛着岩 大牛の洞窟 → グンカン
天気 終日、雨
風向 北東より
流れ ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 17℃
水温 22℃〜23℃
透明度:5m〜15m
透視度:4m〜10m
台風で4日間クローズしたあと、初っぱなの雲見です。
ゲストはリピーターのご夫婦。前回ご来店のときにふたり揃ってご注文いただいたウエットスーツを、今日は初めて着ていただきました!
1本目は島前からエントリーして地形巡りをするいつものコース。前回の台風18号あとはあちこちに大きな岩が動いた場所がありましたが、今回はそういう場所は見当たりませんでした。
これはHの穴の様子。
透明度、エントリーした湾内は芳しくありませんでしたが、水路から島の沖側にかけてはそこそこ見えていました。白濁りはあるものの、縦は水深15m付近からなんとか水面が見えるくらい。台風あけということを考えたら充分ですよね。
クランクから小牛の洞窟へ。中には大小様々なサイズのイセエビがうごめいていました。
ほかにもコウイカの仲間やオトヒメエビ、ヒメセミエビ、ウツボとそれをクリーニングするソリハシコモンエビなど、常連の生き物たちが出迎えてくれました。これは洞窟を出ていくときの様子。
穴を出たところにはネンブツダイ達がたくさん群れていました。そしてそれを狙うカンパチの姿も。あっという間すぎて写真は撮れませんでしたけど。
水深24mのアーチのテングダイ。今日はひとりぼっちでした。相棒はどこ行っちゃったのかな?
たて穴の中にも魚がいっぱい。上を見上げて撮っています。先に上がっていく私のライトが見えていますね。
ブルーコーナーで安全停止中に見かけたのが、こちら。オヤビッチャというスズメダイの仲間です。これ、季節来遊魚ですね。今年は見るの初めてです。
2本目は大牛の洞窟からスタート。
これはウツボの体に乗っかってクリーニング中のクリアクリーナーシュリンプ。
それからサクラテンジクダイが口内保育をしていました。もうかなり秋も深まってきましたが、こんな時期まで産卵行動しているんですね。
ウミウシの仲間もちらほらと見かけました。
これはニシキウミウシ。
それからこちらはセンテンイロウミウシ。
そしてこちらはふたつの台風を乗り切ったクマドリカエルアンコウ。凄いヤツです。アクアティークの糸井さんが彼のことを「ど根性ガエル」と言っていましたが、言い得て妙ですね。(⌒^⌒)b
ロッカク岩にも行ってきました。2匹いたベニカエルアンコウのうち、黄色いほうがまだ頑張っていました。ただ壁に頭を向けているし擬態も上手なので写真を撮っても何が何やら・・・。
詳細を知りたい方は現地にて実物をご覧下さい。f ^ ^ *)
ハナタツも2匹見ることが出来ました。そのうちの1匹、この白地に赤い体色で体長が4cmほどの若い個体。この人は台風前には見かけませんでした。台風のうねりで運ばれてきたんでしょうか?
でも文句なくかわいいので、大歓迎です。
おや、これはマダコですね。巣穴の奥でじっとしていました。タコの天敵はウツボ。狙われないように穴の中に隠れているんですね。のぞき込むようにしても片目しか見えません。
台風あけにしては透明度もまずまず。うねりはほとんどなくなり、生き物も色々と見ることが出来て楽しいダイビングでした。台風のうねりで全ての生き物がリセットされちゃうこともあるので、ど根性ガエルのシロクマ君を始め台風をやり過ごした生き物たちがたくさんいて、ありがたい限りですね。(*^Д^)=з
今日の写真提供はSaoriさん。ありがとうございました!
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