アイダイブ名物のひとつ、ケーキを食べながらのロギング。
そのケーキの仕入れ先は皆さんご存じ「樹果香味菓子フランボワーズ」です。
その先代パティシエが奥様とふたりで新しいお店を始めたと聞き、さっそく行ってきました。
これがお店の名前。「かなや」と読みます。屋号に別の漢字を当てたものだそうです。
フランボワーズの先代パティシエが作るお店だからケーキ屋さんかと思いきや、さにあらず。
さて、それではどんなお店なんでしょうか・・・。

場所は松崎町那賀です。詳しい場所はここには載せません。当店にて直接お聞き下さいませ。
狭い路地を入っていくと右側に見えてくる印象的な建物。
今回新たに建てられたパン工房です。こちらには先代パティシエが焼いたパンを並べる予定だとか。でもまだ今回は準備中でした。
この建物のさらに奥に、菓菜屋はあります。
素敵な古民家ですよね。でもこれ、マダムのご実家だそうです。もちろん、先代パティシエとマダムのお二人はここにお住まいです。そのご自宅を改装して出来たのが・・・。
これは玄関です。何の予備知識もないままここに到着した僕らは、もうこの時点でテンション最高潮でした。
パティシエとマダムがお出迎えしてくれたのですが、私がカメラを構えた途端、パティシエは姿を消してしまいました。照れ屋さんです。
別の角度からだと、こんな感じ。
太い梁。藁の土壁。そして大きな木を縦に切って床板に使った個性的なあしらい。
右奥にあるのは箱階段です。実物を見るのは、初めて！
そして振り向くと、お庭と離れが見えます。この景色もすばらしい。
中に入りましょう。そこにあったのは囲炉裏！
ああ、私が憧れてやまない囲炉裏です。しかも炭火の上には鉄瓶がかかっていて、ちんちんお湯が沸いているではありませんか。これは装飾ではなく、実用なのです。
お家の素晴らしさについ興奮してしまいましたが、ちょっと落ちついて座ってみましょう。
店のあちこちに座る場所がありますが、それぞれに見える景色が違い、味わいも違います。
そして肝心のメニュー。ここはカフェなのでした。
僕らが行ったのは午後の３時頃。おやつの時分だったので「おやつパン」をオーダーしました。
するとこんなふうにパティシエが焼いたクロワッサンとブリオッシュを半分に切って温め、さらに自家製のジャムを乗せたものが運ばれてきました。
これは囲炉裏で湧かしたお湯を使って、丁寧にコーヒーを入れている先代パティシエの図。
マダムが趣味で集めたという抹茶茶碗でカフェオレが供されました。
これはお家探検中にみつけた洗面所。
そしてトイレ。どちらもベラボーにおしゃれです。
最初のパンを食べ終わったところで、次のパンが。
さらにリンツトルテも追加！
これは特別なのかな、と思ったら、これが普通なんですって。お腹いっぱいになります！
お味はもちろん、文句なし。お皿やフォークにまでこだわりが感じられますね。
営業は週のうち金曜日から月曜日の４日間。火水木はお休みです。営業時間は夕方５時くらいまで。でも融通はきかしてくれるみたいです。ここは大勢で行くよりも、ひとりで行って、ゆっくり持参した文庫本など読みたい場所ですね。
ほんとは教えたくない感じなんですが、マダムにぜひブログに載せてと言われたので紹介させていただきました。ダイビングが忙しい日はムリですが、マンツーマンの時などうまくタイミングが合えばお連れできると思います。
松崎に新しくできた気になるお店「菓菜屋」のご紹介でした！

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