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壁に目を凝らす雲見【2015年5月9日】

ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 島裏 → ブルーコーナー
2ダイブ目:牛着岩 大牛の裏 → 湾内
天気 曇りのち雨
風向 ほぼ無風
流れ ほとんどなし
波・うねり ほとんどなし
気温 19℃
水温 15℃〜17℃
透明度:8m〜15m
透視度:7m〜13m
先日お客様達と見た小さなウミウシ達が気になって、もう一回見に行ってきました。
2ダイブ牛着岩ver.9.0エントリーすると、まずはたくさんの魚たちに出迎えられました。
DSCF8846魚影最初はこれ。ホシアカリミノウミウシです。
DSCF8852ホシアカリミノそしてホリミノウミウシ属の一種7です。左側に別のウミウシがいてわかりにくい感じですね。右側に見えるのはこのウミウシが産んだタマゴでしょうか。
DSCF8862ホリミノウミウシ属の一種7ヒイラギウミウシが2個体、って言ってもわかりにくですねー。f ^ ^ *)
DSCF8869ヒイラギ2個体アカエラミノウミウシヒブサミノウミウシのコラボです。
DSCF8870アカエラミノとヒブサミノこれはユビワミノウミウシのピンクバージョン。
DSCF8879ユビワミノおなじみドト・ラケモサ。黄色っぽいのはこのウミウシのタマゴ。白っぽいのは他の貝のタマゴ。そして小さな甲殻類の仲間・ワレカラも見えます。この小さな範囲にどれだけの命が詰まっているのでしょう??
DSCF8882ドト・ラケモサこれもヒイラギウミウシですね。
DSCF8888ヒイラギふと、かわいいヤドカリと目が合いました。
DSCF8892ヤドカリこれ、仮の名前がワライボヤマツカサウミウシ(仮称)です。牛着岩のH型のトンネル周辺ではよく見かけるのですが、それ以外の場所で見た覚えがありません。今年に限らずです。ごく狭い範囲に棲息しているということなんでしょうか。
DSCF8894ワライボヤ穴からにゅっと顔を出すコケギンポの仲間。
DSCF8903コケギンポユビワミノウミウシの薄紫バージョン。
DSCF8910ユビワミノ普段はみつけても、そのあまりの小ささにスルーしているルンキナウミウシ。今日は写真を撮ってあげました。
DSCF8913ルンキナこれはセトミノウミウシ。意外に早く動いていてピント合わせに苦戦しました。
DSCF8921セトミノヒメマダラウミウシです。図鑑の解説では触角の先端は白い、とありますがこれは黒いですね。でも他に該当しそうな種もないし、とりあえずこれで勘弁して下さい。
DSCF8925ヒメマダラマツバギンポの若い個体です。
DSCF8932マツバギンポ浮上しようと見上げると、イワシの群れが中層を覆っていました。
DSCF8936イワシ2本目は大牛の裏手でエントリー。これはアオウミウシの交接の様子。
ウミウシは雌雄同体の生き物です。体の右斜め前にある交接器官をくっつけあい、お互いに精子を交換。それぞれが受精してタマゴを産みます。したたかな繁殖戦略ですね。
DSCF8947交接中オセロウミウシ(仮称)も交接中??
DSCF8951オセロミツイラメリウミウシです。
DSCF8954ミツイラメリサガミイロウミウシです。2個体いました。彼らもやがては交接するのでしょうね。それとももう終わったあと?
DSCF8956サガミイロフチベニイロウミウシの幼体です。半透明の体地色に黄色い縁取り、その内側に白い縁取り。間違いないと思います。
DSCF8958フチベニイロよく似ていますが、黄色い縁取りの内側に白い縁取りがありません。また背中にオレンジの小さな点々が不規則にあります。これはシラユキウミウシの特徴です。
DSCF8959シラユキアラリウミウシです。
DSCF8965アラリウミウシシロイバラウミウシです。左上にあるのはこのウミウシの産んだタマゴでしょうか?
1本目は背中にふさふさのあるミノウミウシやマツカサウミウシの仲間が多かったですね。2本目はアオウミウシと同じ形のキレイ系のウミウシがたくさんみつかりました。場所によってみつかるウミウシの傾向が違います。
DSCF8976シロイバラ大牛の洞窟の突き当たりに温かい水が噴出している場所があるから見てきて!と現地サービスのガイド・ささめちゃんに言われました。確かに温かい水と冷たい水が混ざってかなり顕著にサーモクラインが立ちのぼっていましたが、温水の噴出は認められませんでした。
もし本当に出ていたら、御嶽山や箱根のこともあるし、ちょっとコワイですよね?
これは岩の隙間にいたマツカサウオの若魚。
DSCF8962マツカサウオ定番のザ・カエルアンコウですが、今までとはかなり離れた壁でみつかりました。
今度はここを気に入って動かないでいてくれるといいのですが。
DSCF8973ザ・カエルキサンゴが壁一面咲いていました。まあほんとは植物の花じゃないので咲くという表現は不適当ですね。正しくはポリプが開いていました!です。でも咲いているように感じます。
DSCF8979キサンゴ安全停止のために壁に沿ってゆっくり浮上中、ふとのぞいた穴の中にヨコシマエビのペア発見!
DSCF8985ヨコシマエビ浮上間際にはイサキの群れ。今日は場所によってかなり透明度にばらつきがありました。いい所は15m近く、悪い所だと7〜8mくらいでした。でもGWに一時期6〜7mまで落ちたことを考えると、上出来の部類です。
DSCF8987メジナ皆さん、GWで遊び疲れてしまったのか、今週も来週もご予約がありません。
今ならガイドを独り占めできるチャンスです。ぜひ遊びにいらして下さい!

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