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台風あけでも悪くない雲見【2013年06月22日】

ポイント名 雲見
1ダイブ目:牛着岩 島裏 → 24ブイ
2ダイブ目:牛着岩 24ブイ → 小牛横
3ダイブ目:牛着岩 水深16mのアーチ → グンカン
天気 晴れのち曇り
風向 ほぼ無風
流れ ごく軽い下り潮
波・うねり うねり少々
気温 24℃
水温 20℃〜21℃
透明度:12m〜15m
透視度:8m〜12m

先週に引き続き、週末前に台風は消滅。心配されたダイビングも問題なく出来ました。
ついてます。(⌒^⌒)b

3dive牛着岩ver.8.1

さあ、今日のゲスト達はたとえ台風でも潜れる海さえあれば潜る、という強者が集まりました。そんな人に限って、ちゃんと雲見潜れちゃうんですよね。(⌒^⌒)b

波止場はほとんどダイバーいません。やっぱり台風の影響を見越してダイビングを中止してしまったんでしょうか。まあ無理もありませんが、今日に限ってはちょっと勿体なかったですね。

少々うねりの影響は残っていましたが、波も流れもほとんど無く、気がかりだった透明度も「台風あけでこれなら、むしろキレイじゃない」というレベル。嬉しい誤算です。

水路も通れそうでしたが、うねりのある中を無理して通ることもないか、と島裏からエントリー。

水路下の洞窟で少しだけ生き物探し。岩の上にはスズメダイの産卵床。小さなタマゴがたくさん産みつけてあるのを見ることが出来ました。

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それから次に見つかったのは台風前からいるシロタエイロウミウシ

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H型のトンネルはいい感じ。中にあるウミカラマツにはツノガニアケウスなど、甲殻類が色々隠れていました。

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この後水深26mのアーチまで足を伸ばしたのですが、ネコザメは不発。
中層にはすごい数のキビナゴと、それを狙う大きなマダイが数匹いて飽きませんでした。

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これはそのうちの1匹ですが、このマダイ、お腹が大きいみたいです。

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安全停止中はイサキの大群。あ〜塩焼きにして食べたい。f ^ ^ *)
ネンブツダイの群れもあちこちで見ることが出来ました。よく見ると、もうかなりの数が口内保育中でしたね。
雲見のブルーコーナーではキンギョハナダイソラスズメダイの群れがキレイでした。

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2本目は水深24mのアーチ上に設置されたブイ、略して24ブイ(ニーヨンブイ)からスタート。
潜降してすぐ、トゲトサカの中にウミウサギガイの仲間テンロクケボリ貝を見つけました。

そのあとキンギョハナダイソラスズメダイネンブツダイキンメモドキなどからなる幾重もの魚群をかき分けるように泳ぎ出すと、その中にニンジャのようにひそむクエを発見!しかし、目で見るのが精一杯でした。
下の写真はキンメモドキの群れです。

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24アーチの沖側にいるハナタツ、一時期お腹の育児嚢が膨らんでいましたが、先週は凹んでいたと思います。でも今日見るとまた膨らんでいますね。別の個体?それとも2度目?

DSCF0301腹デカハナタツ

このあとイボイソバナガニのペア、ビシャモンエビのカップル、そして抱卵中のアカホシカクレエビと甲殻類を立て続けにチェック。下の写真はイボイソバナガニのメスです。

IMG_0620イボイソバナガニ

この後たて穴を上がって「Hの穴上」を抜けて、クランクへ。その途中でクエを見かけましたが、すぐに穴の中へ。ゲスト達に知らせる間もありませんでした。さらにこの後浮上間際にもクエを見かけました。あちこちに結構いるもんですね。(⌒^⌒)b

3本目は普段あまり行かない水深16mのアーチスタート。

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このあとトサカガザミというユビノウトサカの中に隠れているカニを見つけましたが、何しろ小さいので写真は撮れず。「湾内へのショートカット」を沖側に抜け、大牛の洞窟方面へ。

途中、大きなイセエビセンテンイロウミウシムラサキウミコチョウなどをゲット。そして台風4号で雲見がクローズになる直前に見つけた体長3cm弱のハナタツをチェック!はい、まだいました〜。(*^^*)

でも何しろ小さい上にうねりでゆらゆらと揺れていました。
下の写真のピントが甘いのは諸事情を勘案の上、平にご容赦を。

DSCF0329ちびハナタツ

この後中層を移動。マンボウなど意識しましたが、まあ出ませんね。f ^ ^ *)

グンカンではガンガゼの針の上に乗っているガンガゼエビや今日3個体目となるオトナのハナタツ、そしてイソコンペイトウガニをチェック。これも台風4号直前に潜ったときに見つけたものです。そして今日初めて気がついたのですが、同じトゲトサカの上にもう1個体、乗っていました。写真は大きいほうです。

この写真、カニの左半分にしか光が当たっていません。光が当たっているところと当たっていないところの違いを見るのに、恰好の教材となっています。

DSCF0334イソコン光の違い 本日の写真提供はYumiさん、Hisashiさん、Atsumasaさん、Yusukeさん。ありがとうございました!

 

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